HUAは、1人のアイヌ女性アーティスト「Yuka」との出会いから始まります。
[ Yukaから生み出される文様と祈り]×[現代のものづくり] = HUA として生まれました。
かつて北の大地で、自然と共生しながら生活してきたアイヌ民族。
過酷な大自然に立ち向かい、集落を出て、狩の旅へ出る男達。
そして、無事を願う女達。
全ては愛する人のため。どうか無事に帰ってきてくれるように。
女達は、祈りを文様に託し、代々、その衣に紡いできました。
それが、アイヌ文様の起源の一つです。
「Yuka」は母、祖母、曽祖母から受け継いだアイヌの伝統的な文様を基に、
オリジナルの文様を描いています。
文様のモチーフは、
自然の中の一場面であったり、
季節の移ろいであったり、
大地の雄大さであったり、
その壮大な時間軸と空間性、世界観には、愛と包容力が溢れています。
時を超え今、現代の社会と環境は大きく変化しましたが、ここに生きる人々の、
何かを祈る気持ち、変わらない想いがあるはず。
アイヌ文様の持つ祈りが届けば、
大自然と共に生きるアイヌの人々のように、
力強く穏やかな世界が拡がるかもしれません。